Oral Infection

全身の健康を考えた"歯科治療"へ 口腔感染症予防と治療

長年、歯周病を含む口腔感染症に着目し、歯科治療を進めてきました。

当院院長は、20年程前から口腔感染症予防に着目し、医療用殺 菌水を導入した歯科治療を行ってきました。今後も介護分野や医療分野などと連携し、「口腔感染症予防」について様々な角度から検証していきたいと考えてい ます。
実際に当院では、口腔感染症を予防しながら治療する事により、長期の臨床結果を出しています。
また、歯周病菌など口腔内細菌が原因となり心臓病や誤嚥性肺炎など全身疾患を引き起こすケースも多くある歯科治療。虫歯治療やインプラント手術を行うだけ でなく、子どもから高齢者まで患者様の全身の健康に着目したPOIC(口腔感染症予防)研究会が必要であると考え、2012年に当院院長は静岡の米山先生協力して研究会を設立いたしました。設立から今までに多くのDr.の協力を頂き感謝しています。

歯周病菌が消える!? 口腔感染症”対策

当院では、歯周病菌など口腔内細菌を死滅させる タンパク分解型除菌水(PR水)”を使用しています。インプラント手術など、口腔外科手術や歯周病治療にも使い、術中・術後の細菌感染リスクを軽減しています。

手術の成功はあくまでもスタートで、インプラント手術や歯周病治療のゴールは、術後も口腔内環境を健康に保ち続けてもらうことであると考えています。そのために当院ではタンパク分解型除菌水(PR水)を用いた口腔ケアを実施・指導しています。特に有病者(心臓病・心不全・糖尿病等)の方はPR水を用いて口腔内を除菌してから治療を行うと、より安全な治療が可能となっています。

院内感染リスクの軽減へ

米国では、歯科医院のユニット(椅子)から出る治療水の汚染が原因で病気を引き起こす論文が数多く発表されています。院内の除菌・滅菌に気を配る当院は、器具の洗浄、清掃、うがい用の水、歯科ユニットから出る治療水などにタンパク分解型除菌水(PR水)を導入しています。院内の細菌感染リスク、口腔感染症対策としてタンパク分解型除菌水(PR水)を長年使用してきました。『そこまでしなくても』と多くの歯科医師に言われたこともありますが、患者様自身の二次感染を防いで、なおかつ院内感染リスクも飛躍的に低減させています。

タンパク分解型除菌水(PR水)

タンパク分解型除菌水(PR水)精製装置

給水ユニット内、及びユニット吐水の残留塩素濃度を適正に保ち、衛生的な歯科治療水を提供します。衛生的な歯科治療水で治療機器も十分な洗浄と消毒・滅菌を行うことができます。

※PR水:Protein Resolutive Sterilizing Water